大門建築の住宅仕様

トップページの「大門建築のこだわり」を更新しまして、文面を作成しながらふと「ウチのHPには仕様とか全然書いてないよなぁ」思いました。

建築・住宅関連の会社HPでは主に、「こんな仕様ですよ」「こんな家ができますよ」という写真、記事が多いのですが、前述したようにウチのHPにはそんな項目がない。

そんなわけで、なんで書いてないのか言い訳(笑を考えてみます

 

 

ほんの数十年前まで、家造りと言えば主役は大工棟梁でした。

お客さんからの大体の間取りの要望を聞いて、あとは

「オラにまかいといてくだはれ!(訳:私に任せておいてください)」

と、工事を請け負い、細部の仕上がりなどは仕事をしながら棟梁が決めていました。

家が完成すると、

「どや!いーがなったやろ!(訳:どうです!良い家になったでしょう!)」と次の現場へ。

お施主さんにとっても、大工にとっても、家造りといえばそんなものでした。

 

現在では、そんなことが可能な大工さんはごく少数で、多くの工務店・ハウスメーカーなどはそれぞれ自社の対応できる範囲でお施主さんの要望を細かく聞き取り、家造りをすすめていくことと思います。

 

で、そのなかで「自由設計」という言葉もよく聞かれます。

いくつかの間取りタイプから選ぶような家造りではなく、間取りや仕上がりなどはお客さんが決められる、いわば注文住宅としては主流のタイプです。

中には、「完全自由設計」として、さらに自由度を広げたメーカーもあるようですが、反面、お施主さんも多大な時間と頭を使い、どのように家を造るか悩まれます。

 

大門建築はといえば、やはり「完全自由設計」の部類に入ります。

それは特に自社の仕様は定めず、お施主さんの要望とご予算に応じて自由な家造りをおこなうからです。

もちろん、家づくりに携わる身としてお施主さんにオススメする理想的な仕様はありますし、設備も「このメーカーがオススメですよ」というものはご説明していますし、逆に「これはやめておいた方がいいですよ」というモノもあります。

 

例えば断熱材としては“セルロースファイバー”というものをオススメしています。断熱性能だけではなく、調湿・防虫・防音性能にすぐれた、とても良い断熱材ですが、如何せん施工費がちょっとお高め。

予算的に厳しいかなぁという時には繊維系の断熱材をご説明していますが、これにしても「絶対にこのメーカー!」とは言いません。

お施主さんが「雑誌の記事で見かけた断熱材を使いたい」と言われれば、お調べした上で問題なさそうであれば使用できるように納まりを変えます。

 

設備についても、水回りはクリナップ(トイレだけTOTO)をオススメはしていますが、絶対というわけではなく、メーカーさんの広告や展示場で見てお施主さんが入れたいものを入れられます。

細かいことを言えば屋根の防水層の材質までご指定があればそれを使用します。

 

まぁでも、全てお施主さんに決めていただいていたら「あんたら仕事してよ」と言われてしまう(汗)ので、当然ながら初回は叩き台となるプランと各部仕様をお伝えし、そこからご予算の範囲内で自由に変更という感じなのですが。

 

とりとめもない長い文章になってしまいましたが、そんな感じで大門建築との家造りは進んでいきます。

 

そんなわけで、「ウチはこんな仕様です!」と書くのが難しいのです。

言い訳になったかな?